7月の連休に、大洗〜苫小牧間のさんふらわあに乗船して来ました。
当方が乗船したのは、大洗・午前1時45分発の深夜便
船は、さんふらわあしれとこでした。
出港が午前1時45分と深夜帯で苫小牧到着が19時45分・・・。
当初は、お世辞にも使いやすい航路とは思えませんでした。
しかし、実際に体験してみると、実に乗り易い便だったと思います。
出港時間が遅いので、乗船開始が22時30分。
埼玉在住の当方が、普通に仕事を終らせて、
家に戻って支度をして出かけても十分間に合う時間。
大洗港まで電車と徒歩で移動したのですが、想像以上にアクセスは良かったと思います。
乗船時には既にお風呂の準備も出来ており、大型トラックの乗船後には
混雑するので早めにと案内されたので、出港前に一風呂浴びて
夕涼みがてらにデッキを散歩し、出港前に眠ってしまいました・・・。
朝目覚めると、航海中・・・。
やっぱり走ってる船の上で目が覚めるのは良い気分です。
さんふらわあしれとこには、レストランや売店などの施設は一切無し。
それらも深夜便に対して悪い感触でしかなかったのですが、
軽食類の自販機と電子レンジが常備されてましたし、案内所で品数は少なくとも
日用品や一通りのさんふらわあグッズ等が販売されてました。
食事は、自販機コーナーのホールや展望ラウンジなどで食べる事になるとは思いますが、
好きな時間に好きな所で食事が取れる・・・。
19時間という短い航海時間を考えると、十分な気がします。
ちなみに当方はデッキのベンチで食べておりました。
案内所に関しては、常時オープンではなく数時間置きに営業している状態でしたが
乗務員の対応も実に確りしており、かつフレンドリーな感覚・・・。
にっぽん丸の身内だけの事はあるかも知れません・・・。
朝から昼に掛けての時間帯に三陸海岸沖を航行するので
船上からの景色もまずまずかと思います。
当方の乗船時は生憎の曇り空だったので、若干霞んだ景色になってしまいましたが
確り楽しませて頂きました。
景色同様、同航路に就航している姉妹船達との離合も楽しみの一つかも知れません。
乗務員の話だと、元々距離が離れている上に、時には姿が見えないほど距離が離れて
すれ違う時もあるそうですが、当方の乗船時には幸運にも全ての船の姿を目にする事が出来ました。
幾度もデッキと自販機を往復しつつ、船上からの景色を楽しんでると
時間が経つのは早い物・・・。
東の空が暗くなる頃に苫小牧港到着・・・。
定刻の19時45分に到着し、20時より下船開始。
函館方面だと移動は厳しいですが、札幌方面に限定すれば最終の特急にも十分間に合う時間帯。
苫小牧駅前には、流行の格安ホテルも数件あり、それらを利用し翌朝からの時間を有効に使える・・・。
大洗〜苫小牧航路の深夜便は、何気に利用価値の高い航路のように感じました。
勝手気ままに我流の旅が楽しめる・・・。
こんな船も、たまには良いですね。 |