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スケジュール |
1 |
グリーンランドへの玄関口カンゲルルスアーク。
カンゲルルスアーク港は空港から12kmの所にあり、港まではバスが運行されています。この港にはフラム号を着ける岸壁が無いためにシャトルボート(極地仕様)を使って乗船します。空港では我々のスタッフがお出迎えしてご用を承ります。尚、フラム号までは、航海のための防水ジャケット、ズボン、蚊除けは手荷物でお持ちになる事をお勧めします。 |
2 |
シュミュートでは「カャックショー」を観ます。
シシミュートは人口約5,200人、グリーンランドで二番目に大きい町です。主な産業は漁業でトロール船などの大型の漁船を建造する造船所や魚の加工工場などがあります。ここでは極北でそりを曳く犬たちやを見る事も出来ます。自由時間の過ごし方は探検チームにご相談ください。
フラム号は通常、シシミュートに接岸し、本船の傍で昔の狩りの技術を披露するカヤック・ショーを観ます。 |
3 |
ケケルタルスアークは「ビッグ・アイランド」の意味。
ケケルタルスアークは古い火山の島デイスコにある唯一つの町です。 住民約1,100人のうち60人余りが町に住んでいます。島の名は「大きな島」を意味し、主要産業は捕鯨と漁業です。コペンハーゲン大学の植物・動物群研究にあります。フラム号からは極地用ボートで送迎し、専門スタッフが上陸後の観光のお手伝いをいたします。また町には小さなカフエがあります。 |
4 |
ウマナックは標高1,170mのハートに似た山の麓にあります。
島の人口は約2,650人、そのうちの約1,400人が町に住み、残りの人々は7つの自治領に住んでいます。狩猟と漁業が町の主な産業です。漁獲される魚のうち最大の魚はハリバット(オヒョウ)で、この加工場が大部分を占めています。この他に荘厳な教会、1989年まで人が住んでいた泥炭で作られた家なども見ることが出来ます。上陸は極地用ボートで行います。 |
5 |
航海中、船上ではこの地域に関する一連の講演を行います。
デイビス海峡の北西海岸に沿いラウジ・コッホ・海岸に向けて北緯71度から76度の海域を航行している間、住む人には過酷な最北端の地を通過します。 |
6 |
今はダンザスとして知られるこの地にグリーンランドの人々は900年にわたって住んでいました。
デンマークの探検家ラスムセンは 1910年にここに貿易取引所を設立し、それを1953年にチューレがレッドクリフ半島のダンダス山の地に移転しました。ダンダス村はデンマークによって守られ、1963年に米軍の支配下から脱し、チューレとしてグリンランド最北の17番目の自治体となりましたが1985年以降は誰も住んでおりません。上陸して居留地跡を見る事も出来、クヌド・ラスムッセンの古い貿易取引所の跡なども見る事が出来ます。 |
7 |
シオラパルクは世界で最も北にある自然集落です。
北極からほんの 1,362km しか離れていないシオラパルクは世界で最も北に寄った自然集落です。1933年に開かれ、美しい地質、環境の土地として知られています。シオラパルクとは小さな砂浜を意味し、村の前に広がる小さな砂浜から名付けられました。ここはこの旅で到達する最も北になる地点です。教会、博物館、土産物店などに立ち寄ることが出来ます。 |
8 |
氷壁に沿って海上航行。
出来るだけ遠くに航行し、北緯80度地点まで達します。気候と氷の条件に依りますが想像を絶する所になります。 |
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イヌイット達が最初に西から移住してきた土地。
カーナック(チューレ)はグリーンランドのイヌイット達が最初に西から移住してきた土地です。この地は最北端にある町ながら1,000人もの住民が住んでおり、米軍の基地もあります。この小さな居留地では伝統的な方法でのアザラシ狩り、クジラ、ホッキョクグマ狩りが唯一の産業です。ここでは本物のカーナックの工芸品を手に入れることが出来ます。 |
10 |
海上航行。
航海中、船上ではこの地域に関する一連の講演を行います。 |
11 |
漁師と猟師の町。
この町の名は「春の地」の意味、それは猟師が内陸の土地で寒い季節を過ごした後、移り住んだ暖かい地を意味します。ここは 北極圏からおよそ800kmの所にあり、3,000人の住民が10の居留地に分かれて沿岸の地帯450kmほどに広がって生活しています。この地の主な産業はグリーンランド・ハリバット(オヒョウ=大カレイ)漁ですが、北極熊などの狩猟も行われれています。 |
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氷河ハイキングとバーベキュー・ディナ。
エキップ・セルミア氷河は開けた海に5km程も突き出ています。ここは自然の驚異の素晴らしさをを見る事が出来る場所です。ボートに乗って氷河の近くの美しい場所に上陸して楽しみます。体力に自信のある方はこの地をハイキングする事も出来ます。皆様は氷河を眺めながらのバーベキュー・パーテイをお楽しみ頂きます。 |
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イルリサットはグリーンランドの言葉で「氷山」の意味。
町は人口約 5,000人ほどのグリーンランドで三番目に大きい町で、2004年、この素晴らしい氷河がユネスコの世界遺産に登録されました。町のすぐ傍まで迫っているこの氷河は北半球で最も活動的な氷河として知られています。イルリサットはデイスコ湾エリアの中心地であり、観光と漁業が主な産業となっています。フラム号は岸壁に係留されるか、極地仕様のボートでの送迎を行い、遠征チームがご用に応えるべく待機しています。 |
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午後の早い時間に小さな居留地イテリクに到着します。
イテリクとは「くぼみ」を意味し、1847年に発見された島です。当初は現在の位置より一キロ東にあったとされています。村はイテリク氷河の先端あり、約130人の人が住んでおり、おもに狩猟と漁業に従事しています。島には真水が無く人々は海水の淡水化施設を使って生活しています。ここでは1930年に チューレで建てられ1963年に移築された教会を訪れます。 |
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ディスコ湾への旅はカンゲルルスアークで終わります。
ここはカンゲルルスアーク氷河の末端に作られた町です。北極圏のすぐ北に位置し、原生の野生生物を観察するには最も良い場所です。1960年代の初めには北東 グリーンランドからこの地 カンゲルルスアークにジャコウウシが紹介され。現在それらは5,000頭を超えています。早朝に上陸してこの景観を楽しみ、氷山の頂へのバス・ツアーに参加することになります。 |