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最高級新造船 ラ・マルグリット号で行く
仏領インドシナの思い出、メコン河クルーズ7泊8日

メコン河でヨーロッパ最高水準の新しいクルーズが始まります。船の名はラ・マルグリット号。
コンセプトは、1930年代フランス領インドシナの船旅です。プロデュースは東南アジアのホテル業界で長年活躍してきたオーストリア人、欧米水準のサービスを熟知したプロです。船ラ・マルグリット号は、女流小説家マルグリットト・デュラスの育ったサーデックをはじめ、カイベー、プノンペンなど仏領インドシナの雰囲気が色濃く漂う町々を辿ります。さらに、アンコール文明を交易で支えたメコン川とトンレ川、同じく食で支えた豊穣なトンレサップ湖に生きる人々の生活も、見逃せません。

クルーズ前後の おすすめ旅行手配
 
クルーズの魅力

1.メコン河で最高級、ヨーロッパ水準の客船
2.フランスの小説家マルグリット・デュラスが暮らした「愛人」の舞台、サーデック
3.旧都サイゴン、王都プノンペン。仏領インドシナの香り漂う町を訪問
4.船でベトナム/カンボジアの国境を超え、メコン沿いの村を訪れる
5.季節によって流れの方向が変わるトンレ川、アンコール文明を支えたトンレサップ湖*
6.乗下船は、空港アクセスがよく、観光ポイントであるホーチミンとシエムリアップ*
* 12月〜7月まではトンレサップ湖の水位が下がるため、プレクドムからシエム・リアップまでバスで移動します

<クルーズのコンセプト> 〜情熱よ、再び〜
RV La Marguerite号は、「愛人」で有名なフランスの小説家マルゲリテ・デュラスが愛した、1930年代前半の仏領インドシナをイメージした船です。インドシナの愛の歴史、情熱、無垢な心、そして生命の源メコン川を表しました。
マルゲリタ・デュラは語っています。「自分の子供時代を振り返ったとき、水なしでは考えられない。私の育った町は水の町でした」このことばが、La Margueriteの基本コンセプトを表しています。
メコンデルタは、今も当時とその姿を変えていません。旅人はかつての植民地時代のベトナムの姿を垣間見ることができるのです。

<コースの特色>
コースは、サイゴンとシエムリアップを7泊8日で結びます。3本の川と湖そして少しだけ海を航海します ― すなわちサイゴン川・トンキン湾・メコン川・トンレ川・トンレサップ湖です。寄港地は、ベトナムがカイベー、サーデック、タンチャウ、カンボジアがプノンペン、カンポンチャムと、エキゾチックでありながらフランスの垢抜けした風情の町の観光し、さらにトンレ川、トンレサップ湖、そしてシエムリアップと昔からずっと変わらぬ川沿いの人々の生活を垣間見るたいへん趣き深い川の旅です。

<インドシナセイル社>
インドシナセイル社の共同オーナーは、Bui TuanとDang Bao Hiew。Tuanはベトナム北部ハロン湾の高級客船会社、Hiewはホーチミンの旅行会社のオーナーです。2人の目標は、インドシナの歴史と伝統を楽しみながらメコン川で最高級のクルーズを提供することです。 最も重要なのが、クルーズの企画の責任者です。これまでアジア・中東でいくつものホテルの立ち上げや支配人を歴任、ベトナム/カンボジアのメコン川クルーズに精通している人物です。6月末にはいよいよ船を水に浮かべ、内装工事が始まります。

< 料金 >単位:US $、1キャビンあたり
ラ・マルグリット号 2011-2012 スケジュール

<日程>
Day 1 サイゴン
午後12:00、サイゴン港で、“インドシナの愛の歴史“コロニアルスタイルのラクジュアリー船RVラ・マルゲリーテに乗船します。入国管理官の手続きの後、広々としたキャビンにチェックイン。お部屋のバルコニーから、サイゴン川の素晴らしい景観を楽しんでも、ほかのお客さまと共にサンデッキでくつろいだり、サイゴンラウンジで冷たいお飲み物を召し上がったり、お好きなひと時をお過ごしください。
14:00サイゴン港を出港し、メコン水路に入ります。夜はメコンレストランでウエルカムディナーです。

Day 2 カイベー − サーデック
朝食後、小舟に乗り換えカイベーの水上マーケットを見学、その後上陸しフランスのゴシック建築の教会、隣接するコロニアル建築とベトナム料理にかかせない春巻きの製造工程を見学します。お花畑を散策した後、静かなヴィンロンへクルーズします。
午後、メコンデルタのに面したサーデックで下船観光します。サーデックは、小説家マルゲリット・デュラスの住んでいた当時と変わらぬ佇まいです。かつて川の交易船が物資を積み下ろした、古い中国風倉庫も残っています。

Day 3 タンチャウ − 国境越え
タンチャウは、メコン水系の秘密の場所です。朝食後、小船に乗り換えこの小さな町を散策します。鯰の養殖や精米所を見学、その後上陸して敷物の製造工場や絹織物工場を訪れ、職人たちと交流します。輪タクで素晴らしい町を回り、昼食のために船に戻ります。乗船後出航、国境に向かいます。国境で出入国手続きの後、船はカンボジア領に入ります。静かになったカンボジア側の川風を感じながら、深夜プノンペン港に入港、港に停泊します。

Day 4 プノンペン
カンボジアの首都プノンペン。フランス植民地時代の建物がカフェのにぎわいを際立たせています。きれいに護岸された”コーニッシュ”川は、生き生きとしています。いくつもの大きな仏塔、ワット・オウナロム、ワット・プノン、そして最近化粧直しされたワット・ランカーがこの町に独特な雰囲気を醸し出しています。宮殿には、クメールルージュの破壊を免れた数少ないパゴダのひとつ、シルバーパコダがクメール様式の彫刻を施され誇らしげに建っています。国立博物館を見学。展示されている美術、工芸品で詳しくクメール文化を知ることができます。
午後は、郊外のキリングフィールドと、クメールルージュのS21と呼ばれたトゥル・スレン収容所でカンボジアの厳しい歴史を学びます。

Day 5 プノンペン − カンポンチャン
早朝、プノンペンを出港、メコン川を上ります。午前中、絹織物の村チョン・コーに上陸。自由に散策します。再びクルージング、川沿いに見え隠れする村々での人々の生活、小船での漁、時期によっては灯火で食用コオロギをとる仕掛けなど、カンボジアで昔から続く一般の人の生活を垣間見ることができます。静かな森が丘に広がります。
午後は、ピーム・チー・カン村を訪れます。村の寺院で、水かけ祭の競走に使う船を見たり、地元の学校を訪れます。自由時間では平和に暮らす村人たちと交流します。

Day 6  カンポンチャン近郊
朝、流れを遡りアンコール文明以前に建てられたワット・ハンチェイを見学。8世紀に建てられたレンガ造りの寺院は、チェンラ帝国の特徴を残しています。
昼食後、カンポンチャンの付近を各自散策。12世紀のアンコール様式の寺院ワットノコ−ルがおすすめ。カラフルで、ユニークな寺院が、古代の寺院の中に建っています。さらにチェウンコックのエコ村も探索できます。

Day 7 トンレサップ川
メコン川、バサック川の合流地プノンペンから、さらにもう1つ合流するトンレ川に入ります。この川はトンレサップ湖に続いています。両岸には森が多くなり、川幅も狭くなっていきます。
川岸には、ときおり寺院や高床式の集落が見え隠れします。カンポンチュナーンの町に近づくと数多くのボートハウスの水上集落が見え、水の民の生活を垣間見ることができます。この町には大きい市場があり、近隣の集落から小船で来る人々でにぎわいます。大型船が着けるような桟橋がないため、川の中央に錨を下します。
ここから小船に乗り換え、湖から川の流れ出るあたりの湖岸に広がる浸水林を体験します。この周辺にはひじょうに多くの種類の鳥が生息し、また漁師は誘導式わなのエリ(竹を水底に刺して作った固定式定置網。琵琶湖でも見られる)を仕掛けて漁をします。中には500mもの長さのものもあります。モンスーンの終わる頃、湖で繁殖した大量の魚がトンレ川に泳ぎ出るところを捕るものです。

Day 8 トンレサップ湖 − シエムリアップ
この広大な湖は、雨季には長さが最大150kmにもなります。ひじょうに広大なため、湖から岸が見えないところもあります。
<重要: 時期によってシエムリアップまでのアクセス方法が変わります> 
トンレサップ湖は水深がひじょうに浅く、乾季には平均水深が1−2mになります。
このため本船で湖を縦断しシエムリアップまで行ける時期は、その年のモンスーンの雨量、季節風その他の要因で年によって異なります。
1.湖の水位が高い時期は未明に出港し、8−10時間かけてシエムリアップ近くの港に入ります。目安は7月〜12月です。
2.湖の水位が低い時期は、プノンペンとコンポンチュナーンの間にある、プレク・ドムからバスでシエムリアップに向かいます。途中カンポントムで休憩し、4時間ほどかかります。目安は12月~6月です。

<La Marguerite号>
La Marguerite号は、現在ホーチミンにあるAnh Phu造船所www.anphushipbuildingco.comで建造中、2009年7月に進水の予定です。 
La Marguerite号は、メコン河で就航している客船の中でも最高級ランク。
46室のキャビンはゆったりとしたつくり、ベトナムとフランス双方の雰囲気が融合したインテリアです。設計は現在ベトナムでトップクラスのデザイン事務所TTTが担当、5つ星ホテルクラスの快適さです。
パブリックスペーも広々。エステートキャビンは20平米以上。最上級のスイートルームはエステート2室分の広さ、バスタブも付いています。船内設備は、レストラン、サロンバー、サンデッキ、サンデッキ・バー、プール、スパ、ジム、図書室、レセプションエリア、ショップがあります。すべてにリバークルーズの概念を超えた船です。

  もちろん安全備品は国際基準。心配な水については、調理用の水ももちろん飲料水を使用、最高レベルの衛生基準をクリアしています。
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