◆ティンプー:全人口の約15%が集中する首都。町はノルジン・ラム(メインストリート)を中心に、歩いても数時間で廻りきれてしまうほどの規模。首都にして信号がないのはブータンだけ。
(観光スポット)●タシチョ・ゾン ●メモリアル・チョルテン ●チャンガンカ・ラカン
◆パロ:唯一の空港がある町。標高2300m。玄関口の町ということで、施設や公的機関も充実し、街並みも比較的新しく整備されている。
(観光スポット)●パロ・ゾン ●国立博物館 ●キチュ・ラカン ●タクツァン僧院 ●西岡チョルテン
◆ウォンディフォダン:プナカやトンサへの通過点となる町。尾根にある小さな町は地盤の不安から近い将来に町ごと数キロ離れた地域への移転が予定されている。
◆プナカ:ブータンの中では標高が低く、亜熱帯気候のため、トロピカルな雰囲気が漂う。かつてのブータン国民にとっては冬の避寒地でもあり、現在でもタシチョ・ゾンの僧侶は冬になるとプナカ・ゾンで生活する。
(観光スポット)●プナカ・ゾン ●チミ・ラカン(子宝の寺)
◆トンサ:中央ブータンに位置し、仏教的にも重要な町といえる。標高2000mだが、気温は温暖でやや暑いくらい。周辺の棚田も美しい。
(観光スポット)●トンサ・ゾン ●博物館(タ・ゾン)
◆ブムタン地方:チュメ、チョコル、タン、ウラの4つの谷からなる地域。冷涼な気候にあり、牧畜やソバ・麦の畑作が産業の中心。ヤタと呼ばれる毛織物の産地としても有名。
(観光スポット)●ジャカール・ゾン ●ジャンパ・ラカン ●クジェ・ラカン ●タムシン・ゴンパ
◆東部地区:中国南部と文化的にも共通点の多い地区。ブムタン地方からトゥムシン・ラ(峠)を越えていくが、冬は不通になることも多い。おもな町はモンガル、タシガン。
(観光スポット)●モンガル・ゾン ●タシガン・ゾン
◆北部山岳地区:標高6000〜7000m級の山々が連なる地区。自動車道路がなく、トレッキングでのアクセスとなるため、一般観光では訪れにくい。6〜18泊等のガイド付きツアーでのアプローチとなる。
(観光スポット)●リンシ・ゾン ●ガサ温泉
◆南部地区:インドとの国交関係が濃く、ネパール系の移民子孫が多く生活している地区。国境付近は外務省から「渡航の是非検討」が発出されているので要注意。
(観光スポット)●プンツォリン・ゲート ●サンドエルリ・ラカン ●インド側散策
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